快適な自堕落生活

DIY初心者が快適な自堕落生活を目指してDIYやスマートフォーム化を進めてみるブログです。

DIY初心者がデスク自作に挑戦してみる

昨今の在宅勤務ブームに乗っかって、デスクの自作にチャレンジしてみました!

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自作の背景としては、自分のデスクも天板が傷だらけになっていたことと現在L字型のデスクにしているんですが当時と違って飛び出ている部分が邪魔になってきており普通の直線のデスクに変えたかったというのもあります。

調査と設計

知り合いが実践していたので、それを参考にしつつ他にもいろんなDYI記事を読み漁りました。 簡単にまとめると脚を用意して、天板を買って、磨いて、塗装して、それをビスで止める感じで進めればよさそうです。

脚選定

脚は以下のような最近よく聞くスタンディングデスク(昇降デスク)にしようかと思いましたが怠け者の自分は絶対使わなくなりそうなので普通の脚にすることにしました。 Amazon | FLEXISPOT スタンディングデスク 電動式 昇降デスク 高さ調節デスク 人間工学 メモリー機能付き オフィスワークテーブル パソコンデスク ゲーミングデスク 学習机 勉強机 ブラック EN1B(天板別売り) | パソコンデスク | 文房具・オフィス用品

普通の脚を買おうかと思ったんですが、今使っている机の脚をそのまま使えないのかな?と思い見てみたところ L 字部分はうまく切り離せそうなので、脚を再利用することにしました。 現在のデスクはニトリのL字デスクのやつで、今はもう廃盤のようですが

この天板に L型天板右(プレフェ)通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販

この脚を3つ付けたような形になります。 T型脚(プレフェ)通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販

自分のやつは上記のものと違って天板に金属の四角い補強が入っていてそれを取って上の板部分だけ差し替えることで実現できそうでした。 (金属の補強があるので天板自体も薄くてもよさそう?) 天板のサイズは 1500mm × 1000mm ですが、L字部分を削ると 1500mm × 800mm になるのでそのサイズにすることにします。

天板選定

脚が決まったのでそれに合う天板を見繕います。

木材といっても色々あるようで、全く詳しくない自分には何がいいのかさっぱりでした。。。 調べたところ、無垢材、集成材、突板、メラミン化粧板(今の天板はこれ)等色々あります。 なんとなく木材感がでるものがよかったので、無垢材にしようかと思いましたがちょっと高く天板の長さだと沿ったりするらしいので素人が手を出すのは危険そうなのとコストを考えて集成材で探そうと思いました。

いくつかの記事では 木材通販のマルトクショップ で購入している例が多いので最初はそれにしようと思いました。 ただ送料なんかを考えると結構高くなってしまうのと初めてのDYIであんまり高いものを使って失敗すると痛手なので、安く調達できる方法はないかなと調べたところ近所のホームセンターで買って運んでくれば安く調達できそうということで近所のホームセンターで木材を探しに行きました。

近所にはいくつかホームセンターはあるんですが今回求めるサイズの板はあんまりなくて、選択肢はなく結局パイン集成材が1810mm × 910mm × 18 mm で4000円程度のものを発見できたのでこれで試してみることに。

ホームセンターではカットサービスというのをやっているのでそれで 1500mm × 1000mm × 18mm の板にしてもらいそれを持ち帰りました。

実装

天板磨き

買ってきた板は見た感じは特に磨く必要がなさそうですが、触ってみると若干ざらざらするので机として利用する事を考えるともう少し表面を磨く必要がありそうでした。 そのため紙やすりを買ってきて磨きます。 調べたところ 200 番台で磨いて、400番台で仕上げるのが良さそうなのでそれに習うことに。 今回は以下のような #240 の紙やすりと #400 の紙やすりと削りやすいようにサンディングブロックというやつを用意してひたすら磨きます。

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荒い番台の200 番台から磨いて、400番台で仕上げるという感じで進めていきます。

文章にすると一行ですが、これが結構たいへんで削る場所を作るのと削った粉の処理が大変でした。。。 最初部屋の中でやって大変な目にあったので、玄関を閉鎖空間にして実施するようにして多少楽になりました。 粉を集めやすいように閉鎖空間を作成してマスクをして実施して掃除機片手に実施していくと良さそうに思いました。

後削った後に粉が多少残っていてそれを残したまま磨いていると終わった後粉を取り除くとざらざらしてやり直しになるので削ったら粉を取り除くのを定期的に実施しないとダメそうでした。 掃除機と余った布を用意して磨く→掃除機で吸う→布で拭いて細かいのを取り除くを繰り返すことで安定して作業が進められるようになりました。

手際が悪かったのもあり片面に1,2時間はかかり、両面終わる頃には半日が過ぎてました。。。

側面は面取りという角を削る処理をする必要があります。これをやらないと普通に痛いです。 買ってきた木材は切った状態のままなので糸面取りすら行われていない状態です。 (糸面取りはごくごく小さいな面取りのことらしいです。多分糸一本分くらいの面取りという意味なのでしょう。)

面取りは以下のヤスリでやると楽らしいので、これを購入して実施しました。 Amazon | NT(エヌティー) ドレッサー 中目 L-30P | ハンドサンダー

これは天板削りと違ってゴリゴリと削れます。なので丸くするのもそこまで手間はかからなかったです。 天板側を気持ちより丸めにする感じで全体的に角を削りました。

塗装

次は磨いた天板に塗装をします。木のままだと耐久性に難があるようなので何らかの塗装はしたほうがよいようです。 調べた感じだと初心者はオイルステインで実施するのが楽なようです。(ムラが出にくいらしい) 他の候補としてはニスやワックスがあるようですが今回はデスクの天板なので耐水性はそこまでいらないこともあり、オイルステインにすることにしました。

ワトコオイルというやつが定番のようなので、特に逆らわずにそれを選択。色は明るい感じにしたかったのでナチュラルにしました。

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塗るのは刷毛で塗るのが一般的なようだったので刷毛を用意して塗ることに。(ただこれは失敗だったかもしれません。初心者はスポンジや布のほうが楽らしい)

Amazon | ハンディ・クラウン 多用途用刷毛3本組(30・50・70mm) | ペイントブラシ・刷毛 みたいな刷毛を用意しました。

ワトコオイルの塗り方は公式のサイトのものを参考に実施。 基本の塗り方 | ワトコの塗り方 | はじめての方へ | ワトコオイル | 北三株式会社

簡単にまとめると以下のような流れです。

  • 1回全体になるべく均一にオイルを塗っていく
    • 初心者の刷毛だと結構ムラが出てしまったので一度塗った場所から伸ばして塗っていく感じでなんとか形に
  • 15分-30分くらい放置
    • 梅雨時期だったのもあり30分放置にしました
  • 表面を布で拭く
    • あんまり浸透していないオイルはなかったですが一応全体を拭きました
  • 1時間ほど放置
  • もう一度全体にちょっと少なめを意識して均一にオイルを塗っていく
  • 全体を乾く前に400番台の耐水紙ヤスリでウェット研磨
    • 研磨というより数回こするだけでツルツルになるのでそんな感じに
      • それで良かったかはわかりませんが仕上がりは良い感じなった気がするので多分大丈夫そう
  • 表面を布で拭く
    • 拭き取りが甘いとベタつくらしいので入念に
  • 乾燥させる(24時間ほど放置)

これを両面実施しました。両面同時にやっても良かったかもしれませんが、なんとなく片面ずつを1日ずつ実施する感じで進めました。

完成した天板はこんな感じ。

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塗装後の天板

天板に脚をつける

ここは脚ごとに違うと思うので細かいところは省略します。

自分の場合は元デスクがあるのでそこから足を外していきます。 外し終わったら天板にくっつけていきます。くっつけ方は脚によりますが一般的にはビスという先端が尖ったネジを利用するようです。 これを直接ドライバーで回していけば良いみたいですが、木に付ける場合(特に硬い木だと)天板が割れてしまったりするらしいので下穴という穴を空ける必要があるようです。

下穴はドリルで開けていく必要があります。下穴の大きさについては、ネジよりもコンマ数ミリ細めくらいとのことなのでそんな感じで穴が開けられるドリルを用意します。

手動で開けるドリルも何故か持っているんですが、せっかくなのでドリルドライバーというやつを購入することにしました。 (最初は借りようとしたらコロナの影響でレンタルが休止中とのことでした)

下記のやつがちょうどセールで安くなっていたのと初心者向けで良さそうなので購入。

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流石に電動だと簡単に穴あけやビス止めができ、サクサクと進みます。 ということで脚を乗せて、下穴を開けて、ビスで止めるを繰り返します。ここは特に苦労する工程はなかったですが下穴をあける際に天板に突き抜けないように注意しながら開けるのが怖かったです。

ということで完成しました。

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まとめ

かかった費用

電動工具は平時ならレンタルもできるので、脚を買ったとしても 20000 円程度でデスクが作れそうということがわかりました。(ただ天板の木を何にするかにかなり依存するので良い木で作りたい場合はもっとかかりそうです。) 今回は素人が実施するので失敗する可能性を考えて安い木材で実施しましたが特に失敗しそうな工程もなかったので普通にウォルナット材とかにしてもよかったかもしれません。ただパイン材でも普通にきれいな木目のデスクとなったので今となっては気に入っています。ただヤスリがけと塗装は根気と時間が必要なのでそこは覚悟の上で挑戦すると良いと思います。